③3度めの正直?(前篇)ヴァランソルのラベンダー祭り

わたしのラベンダー畑への思いはつのるばかり・・・
3回目のチャンスは前回より2年後の7月に巡ってきました。
3度目の正直、今度こそ。
必死で情報を集めました。
まだ海外に住んでいたことと、インターネットも今ほど普及していなかったので
情報集めは少し大変だったものの
おおよその場所はつかめたので、次の旅程の関係もあって、
今度はまず、マルセイユMarseilleから
エクス・アン・プロヴァンスAix-en-provenceに入ることにしました。

情報が少ないので、まずはいつものごとく観光案内所へ。
あれから2年経っているので、
多少フランス語も話せるようになっていました^^
いろいろ教えてもらい、
フォーカルキエーForcalquier~ソーSault方面の選択もありましたが
ちょっと奥の方だったため、
交通の便と自分たちの日程と合わせ考えて、
エクス・アン・プロヴァンス~マノスク(Manosque)~ヴァランソル(Valensole)
~リエス(Riez)~エクス・アン・プロヴァンス
の行程に決定。
地図やパンフレットなどもようやく手にすることができました。

(ラベンダー街道の出発点といわれるソーや、
プロヴァンスのラベンダーの風景と言えばまず思い浮かぶ
セナンク修道院Abbaye de Sénanque
リュベロン地方Lubéron方面へは、
アヴィニョンAvignonからアクセスする方が便利です)
さあ、今度こそ、一面のラベンダー畑が・・・

(1)エクス・アン・プロヴァンス~マノスク Manosque
プロヴァンス地方はレンタカーなど車で入るのが一番便がいいと思います。
しかし、わたしたちは国際免許証を持っていなかったので
(立場上、国際免許証取得は禁止されていました)
レンタカーを借りるわけにもいかず
“足”は、とにかく公共機関あるのみ。
大きな街へは鉄道もありますが、さらに奥へとなると
残る手段はバス。しかもローカルバス。
エクス・アン・プロヴァンスでラベンダー畑への“足”を探すものの
情報が今ひとつでとりあえず
エクス・アン・プロヴァンスから北に上がったマノスクを目指しました。

エクス・アン・プロヴァンス~マノスクまでは、バスで40分ほど。
以外と近かったです。
さらにマノスクからヴァランソルへの足を探すもバスがなくて
マノスクで待つこと2日。
(この辺までくるとバスは何と週3日、 マノスク~リエス間を1日1往復のみ。
普段はもう少し本数があるようですが、バカンス中は特に悲惨。
まったく使えない**;)
マノスクはガイドブックにはあまり載っていないような小さな町ですが
中世の城壁などが残る、趣きあって落ち着いた町でした。
プロヴァンス地方に多く点在する“小さな美しい町”の1つです。
(2)マノスク~ヴァランソル
マノスク~ヴァランソルまで、バスでわすが30分。
(はぁ~~このわずか30分のためにマノスクで2日待っていたのね・・・
みなさん、プロヴァンス地方を旅するなら、絶対にレンタカーですよ!)
途中、何か所かラベンダー畑を発見。
すごいぞ、すごい。
おお~~いよいよ、いよいよ待望のラベンダー畑です。
(3)ヴァランソルのラベンダー祭り Fêtes de la Lavande
↑ラベンダーはちみつのお店
ヴァランソルも、ホテルは数件、小さなスーパーマーケットがあるだけの
比較的小さな町。観光地化されていなくてとても素朴で静かな印象だった。
そんなヴァランソルも、さすがラベンダーの産地。
ちょうどわたしたちが滞在していた間に、年1回、1日限りの
「ラベンダー祭り」が行われました。
なんと、ラッキーなこと!
いつもは静かなヴァランソルの町も、この日だけはたくさんの人でとっても賑やか。
お店や催し物などもいっぱい。あっちもこっちもラベンダーづくしです。
かつてのラベンダーの収穫風景をイメージしたものでしょうか、
町の中心の広場に、刈り取られたラベンダーが山積みにされた荷車と、
プロヴァンス地方の民族衣装を着た人形たちがいっしょに飾られていました。
まずは1枚パチリ、記念撮影です。
何が驚いたかって、日本では1束1500円前後もするラベンダーのドライフラワーです。
それが、荷車でラベンダーを運ぶ際にこぼれたのでしょう
道にラベンダーがバッサバッサ落ちているのです。
いくつも束ができるくらい大量に。
は~~~さすが、産地。下に落ちたのを拾い集めるだけで、もう大満足したくなるほどです。
お店をのぞいて歩けば・・・
ハチミツに、パンやクッキー、ソフトクリーム、ティーなど、すべてラベンダー。
もちろんポプリで作ったかわいい小物やサシェ(匂い袋)もたくさんありました。
野菜の詰め放題ならぬ、ラベンダーポプリの詰め放題、量り売りコーナーもあって、
袋にぎゅうぎゅうパンパンにつめても安いこと。
箱ごと全部買ってきたかったほど^^
この日は泊まっていたホテルでも、ランチに「ラベンダーコース」が用意されて
どの料理にもラベンダーが。初めてラベンダーの花を食べました。
食後はもちろんラベンダーティー。
ラベンダー産地で飲んだラベンダーティーの味は格別でした。
まさに1日中、ラベンダーづくし。
ラベンダー好きにとっては、何ともたまらない、
ラベンダーの繊細かつ優雅でフローラルな香りと味につつまれて
至福の時間、本当に楽しい1日でした。

昼間のお祭りの余韻を残したままの夜のヴァランソルの町を散歩した時です。
町の広場から音楽が聞こえてきます。
ラベンダー祭り最後の打ち上げでしょうか?
ダンス大会が繰り広げられていました。
ほの暗い灯りの中、ワルツに合わせてダンスを踊るのは
何と、ちょっと年かさのムッシューとマダムたち。
若者たちも踊っていましたが、彼等は輪の外の方。
輪のまん中で、とても楽しいそうに踊っている
ムッシューとマダムたちを見守っていました。
なんだか、とっても素敵な光景でした。
あんな風に年を重ねられたら素敵だよね~
ちょっと感動・・・
ラベンダーにまるごと包まれているヴァランソルの町。
ラベンダーの恵みをいっぱいに受けて
ゆっくりと時間が流れ、心もからだもリラックス。
温かくて優しい空気に満ちた“ラベンダーの町”でした。
Bonne Fête!
プロヴァンス地方はレンタカーなど車で入るのが一番便がいいと思います。
しかし、わたしたちは国際免許証を持っていなかったので
(立場上、国際免許証取得は禁止されていました)
レンタカーを借りるわけにもいかず
“足”は、とにかく公共機関あるのみ。
大きな街へは鉄道もありますが、さらに奥へとなると
残る手段はバス。しかもローカルバス。
エクス・アン・プロヴァンスでラベンダー畑への“足”を探すものの
情報が今ひとつでとりあえず
エクス・アン・プロヴァンスから北に上がったマノスクを目指しました。

エクス・アン・プロヴァンス~マノスクまでは、バスで40分ほど。
以外と近かったです。
さらにマノスクからヴァランソルへの足を探すもバスがなくて
マノスクで待つこと2日。
(この辺までくるとバスは何と週3日、 マノスク~リエス間を1日1往復のみ。
普段はもう少し本数があるようですが、バカンス中は特に悲惨。
まったく使えない**;)

マノスクはガイドブックにはあまり載っていないような小さな町ですが
中世の城壁などが残る、趣きあって落ち着いた町でした。
プロヴァンス地方に多く点在する“小さな美しい町”の1つです。

(2)マノスク~ヴァランソル
マノスク~ヴァランソルまで、バスでわすが30分。
(はぁ~~このわずか30分のためにマノスクで2日待っていたのね・・・
みなさん、プロヴァンス地方を旅するなら、絶対にレンタカーですよ!)
途中、何か所かラベンダー畑を発見。
すごいぞ、すごい。
おお~~いよいよ、いよいよ待望のラベンダー畑です。

(3)ヴァランソルのラベンダー祭り Fêtes de la Lavande

↑ラベンダーはちみつのお店
ヴァランソルも、ホテルは数件、小さなスーパーマーケットがあるだけの
比較的小さな町。観光地化されていなくてとても素朴で静かな印象だった。
そんなヴァランソルも、さすがラベンダーの産地。
ちょうどわたしたちが滞在していた間に、年1回、1日限りの
「ラベンダー祭り」が行われました。
なんと、ラッキーなこと!
いつもは静かなヴァランソルの町も、この日だけはたくさんの人でとっても賑やか。
お店や催し物などもいっぱい。あっちもこっちもラベンダーづくしです。
かつてのラベンダーの収穫風景をイメージしたものでしょうか、
町の中心の広場に、刈り取られたラベンダーが山積みにされた荷車と、
プロヴァンス地方の民族衣装を着た人形たちがいっしょに飾られていました。
まずは1枚パチリ、記念撮影です。
何が驚いたかって、日本では1束1500円前後もするラベンダーのドライフラワーです。
それが、荷車でラベンダーを運ぶ際にこぼれたのでしょう
道にラベンダーがバッサバッサ落ちているのです。
いくつも束ができるくらい大量に。
は~~~さすが、産地。下に落ちたのを拾い集めるだけで、もう大満足したくなるほどです。

お店をのぞいて歩けば・・・
ハチミツに、パンやクッキー、ソフトクリーム、ティーなど、すべてラベンダー。
もちろんポプリで作ったかわいい小物やサシェ(匂い袋)もたくさんありました。

野菜の詰め放題ならぬ、ラベンダーポプリの詰め放題、量り売りコーナーもあって、
袋にぎゅうぎゅうパンパンにつめても安いこと。
箱ごと全部買ってきたかったほど^^
この日は泊まっていたホテルでも、ランチに「ラベンダーコース」が用意されて
どの料理にもラベンダーが。初めてラベンダーの花を食べました。
食後はもちろんラベンダーティー。
ラベンダー産地で飲んだラベンダーティーの味は格別でした。
まさに1日中、ラベンダーづくし。
ラベンダー好きにとっては、何ともたまらない、
ラベンダーの繊細かつ優雅でフローラルな香りと味につつまれて
至福の時間、本当に楽しい1日でした。

昼間のお祭りの余韻を残したままの夜のヴァランソルの町を散歩した時です。
町の広場から音楽が聞こえてきます。
ラベンダー祭り最後の打ち上げでしょうか?
ダンス大会が繰り広げられていました。
ほの暗い灯りの中、ワルツに合わせてダンスを踊るのは
何と、ちょっと年かさのムッシューとマダムたち。
若者たちも踊っていましたが、彼等は輪の外の方。
輪のまん中で、とても楽しいそうに踊っている
ムッシューとマダムたちを見守っていました。
なんだか、とっても素敵な光景でした。
あんな風に年を重ねられたら素敵だよね~
ちょっと感動・・・
ラベンダーにまるごと包まれているヴァランソルの町。
ラベンダーの恵みをいっぱいに受けて
ゆっくりと時間が流れ、心もからだもリラックス。
温かくて優しい空気に満ちた“ラベンダーの町”でした。
Bonne Fête!

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