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ラベンダーと南仏プロヴァンス

ラベンダーなら何でも大好きな管理人が、南仏プロヴァンスへのラベンダー畑探しの旅のことから、お気に入りのラベンダーグッズまで、ラベンダーのすべてを紹介しています。

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②タネか苗か

朝顔などは、タネからでも苗からでも
普通に世話をすればしっかり発芽して育っていってくれますよね?

では、ラベンダーは??

タネがいいのか、苗がいいのか
ラベンダー育てを始めるにはどちらがいいのか

調べてみました。

ラベンダー





(1)ラベンダーのタネ

ラベンダーはタネをまいてから開花するまでに2年ほどかかります。

また、ラベンダーのタネは比較的交雑していることが多く、
品種も育ち方もバラバラで個体差があり、
なかなか期待に答えてくれないことがあるようです。

発芽もしにくく、早ければ2週間ほどで発芽するようですが
場合によっては翌年や忘れた頃に発芽する場合もあるとか。

わたしが富良野で買ってきた「栽培セット」ももしかしたら??
もっと気長に待つ必要があったのかもしれません。

発芽してから開花するまでに最低2~3年
収穫できるほどの株になるには4~6年
どうやら、ラベンダーとお付き合いするには
あせらずゆっくりと、“気長さ”が必要のようです。

そうそう、プロヴァンスって、ゆっくりと時間が流れていました・・・
ラベンダー=南仏プロヴァンスですね。


(2)タネか苗か

(1)の理由から、初心者は迷わず苗を買いましょう~^^

そして、ラバンディンはタネをつくらずすべてさし木で増やすというし、
アングスティフォリア系は、暖かい地方では
長く株を維持するのはかなり難しく、
3~5年が目安で 株の更新が必要になってくるので
タネからの栽培は専門家にお任せして、
初心者はむしろ“さし木”の技を目指しましょう~





(3)苗の見分け方

よい苗

* 見た目が生き生きと元気そう
* 節の間がつまって全体的にがっしりとしている

* 葉色は深い緑色

* 芽や葉の部分が縮んだり虫に食われていな


悪い苗

* ひょろひょろと細長く伸びている
* 葉が黄色や茶色になっている
* 鉢土の表面にコケが生えているものは水はけがわるく根腐れのおそれあり
* 根鉢ががちがちに固くかたまっているものも根詰まりしていて避けた方がいい


実は、わたしが買った3株のうち
1株が根詰まりしていて窒息状態になっていました。

超初心者のわたしは何もわからないので
3株同じように植えつけをしたのですが
しばらくすると、1株だけがどうも顔つきが悪くなってきました。

買ったときはみな同じような感じだったのが、
その株だけ明らかに成長具合がちがう。

最初は「根詰まり」ということを知らなくて
水やりが足らないのか、くらいに思っていました。
家族に聞いてみると、根付いてないのでは?、という話。

そう言われて、株元をちょっと揺すってみると
他の2株はちょっと抵抗があり、少しの力では動きませんが
その1株はちょっと力を加えただけで
根元から簡単に浮き上がってきそうに動きました。

それで、ようやく根詰まりのために根付いていないことがわかりました。





危機一髪。
この状態ではいくら水をあげても
根っこ自体がうまく水を吸い上げることができず
人間で言えば呼吸ができない窒息状態。
このままで置いたら枯死してしまうところでした。

もう1度、その1株だけ掘り上げてみると
根がぎゅうぎゅうに巻きついていて固くかたまっています。

購入時にすでにそういう状態だったわけですが、
初心者も初心者のわたしは気がつかなかったわけです。

根をほぐそうにも簡単にはほぐれないほどです。
家族に教えてもらい、根っこに2、3カ所切れ目を入れて
いらない部分を切り落として根をほぐしました。

(え~~~そんなんしても大丈夫なの====
こんな風にざっくざっくと根っこに切れ目を入れるなんて驚きでした)

そうして、再度植えてみたところ
しっかりと根付き、今度は根元を揺すっても動かなくなりました。

購入時にポットを触って根っこがガチガチに固まりすぎていないかも
しっかりとチェックをしましょう。
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