(1)エッセンシャルオイル人気ランキング アロマテラピーで使われるエッセンシャルオイル(精油)の
人気ナンバーワンが
ラベンダーです。
爽やかで心を落ち着かせる香りは不動の人気を誇っています。
アロマテラピーの原点とも言えるラベンダー、さすがです。
ちなみに・・・
2位は
オレンジスイート
3位は
グレープフルーツ だそうです。
やはり、ちょっと甘さがあって爽やか系の香りが人気ですね。
(2)万能精油 ラベンダーのエッセンシャルオイル(精油)は
(正しくは「真正ラベンダー」の精油です)
「
万能精油」と言われるほど、さまざまな効能を持っています。
鎮静 抗菌 解毒 抗ウイルス 細胞成長促進
消炎 血圧降下 抗うつ
鎮痛 利尿 駆風 強心 すべて花の香りの成分が発揮する作用です。
鎮静作用から、不眠症の治療として
日本の病院でも使用しているところがあるそうです。
また、新しい細胞の成長を促進し皮脂の分泌のバランスを整える作用から
やけど、ニキビ、湿疹、切り傷、虫さされなどに効果があり
水虫や細菌の増殖を抑える働きもあるとされています。
簡単に使い方をご紹介すると・・・
やけど・・・流れる水と氷で冷やしたあとにエッセンシャルオイルを塗る
虫よけ・・・オリーブオイルやホホバ油で薄めた
ラベンダーのエッセンシャルオイルを手足に塗り付ける
湿疹・・・ラベンダー(花茎でも精油でも可)を浴槽に入れて入浴
Marc Chagall - L'Âne rouge dans le ciel(1965) (3)精油を使うときに注意したいこと エッセンシャルオイル(精油)は直接体内に取り入れるものなので
上質のものを、正しく安全に使いたいものです。
使用する上で注意したいことがいくつかあります。
【精油全般】 ① 精油は、農薬や放射能などに汚染されていいない植物から抽出された
100%純粋なもの使う
※一番重要な点です。市販されているものは
残念ながら100%純粋でないものもあるので
正しい知識を持った信頼のおけるお店で購入するようにしてください。
安易に安価なものは避けた方がいいです。
可能ならば成分分析表もチェックするといいでしょう。
※有機栽培で育った植物から蒸留し、添加物などを一切含まない
有機精油(オーガニックエッセンシャルオイル)がもっとも安心です。
② 原液の精油は高純度に濃縮されたものなので、
原液のまま皮膚につけたり飲用しないこと。
③
使用期限を守る ※やむを得ず使用期限がすぎたものは、お風呂などで使うようにするといいです
④ 直射日光の当たらない場所、高温多湿にならない場所
幼児の手の届かない場所に保管する
⑤ 目、唇、肛門など粘膜部分には、希釈したものでも使用しないこと。
⑥ エッセンシャルオイルによっては塗ったまま太陽に当たると
シミになるものもあるので注意が必要です
⑦ 使用する前には、必ず「
パッチテスト」を行い、
肌に合うか合わないかを確認してから使用すること
〈パッチテストの方法〉 使用するエッセンシャルオイルを植物オイル(ホホバオイル、小麦胚芽オイルなど)で
1%に希釈したものを、ひじや二の腕の内側など、柔かくて目立たない部分に少量塗布し
12~24時間程度様子をみます。
この間に異常を感じた場合にはただちに石けんで洗い流し、
そのエッセンシャルオイルの使用は避けてください。
【ラベンダー精油】 ⑧ 自然の植物からの精油は品種、育つ土地、気候条件により
それぞれ成分が異なります。
ラベンダー精油の効能を得たい場合は、
アングスティフォリア系(真正ラベンダー)の精油を使うようにしてください。
⑨ 上記②のように原液を皮膚に直接つけることは禁じられていますが
アングスティフォリア系(真正ラベンダー)に限っては
芳香成分が明確で安全性の高い上質な精油であれば
皮膚への直接的な使用が可能です。
使用前は、必ずパッチテストを行ってください。
⑩ ラベンダー精油には通経作用があるため、
妊娠初期や以前に流産の経験があり
妊娠中の方は使用しない方がよい
⑪ 低血圧の人の中には、眠気を催す場合があるので
運転中や自動車の車内での使用は避けたほうがよい
アロマテラピーは療法の分野になるので自己流はとても危険です。
必ず専門家や医師の指導のもとに行ってください。本格的なアロマテラピーは専門家にまかせて
ここでは、気軽に楽しめる精油の利用法を紹介しています。
サロンなどに行って高いお金をかけなくても、自宅で簡単にできて、
なんといってもラベンダーの力をココロにもカラダにも
いっぱい取り込める方法ばかりです。
わたしもとても気に入っていて、よく利用しています。
気軽にエッセンシャルオイルが楽しめる
「おうちで簡単ラベンダーアロマテラピー」
ぜひ試してみてください^^
