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ラベンダーと南仏プロヴァンス

ラベンダーなら何でも大好きな管理人が、南仏プロヴァンスへのラベンダー畑探しの旅のことから、お気に入りのラベンダーグッズまで、ラベンダーのすべてを紹介しています。

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プロヴァンス地方のプロフィール




毎年、多くの観光客が訪れる北海道富良野。
日本で「ラベンダー」と言えば「富良野」というほど
有名になりました。

ラベンダーというと紫色の花とフローラルな甘い香りがすぐ浮かぶほど
日本でもラベンダーがすっかりポピュラーな存在になったのも
この「富良野」のおかげ。

昭和12年、南フランスのラベンダー畑を見た
故・曽田政治氏(曽田香料(株)創設者)が
化粧品香料の原料として日本でも栽培できないかと考え、
マルセイユの香料会社よりラベンダーのタネ5kgを入手したのが
始まりとのこと。

南仏プロヴァンスは、いわば日本のラベンダーの故郷。

澄み切った青い空と強い日差し、石灰質のゴツゴツした丘に吹く乾いた風。
見渡すかぎりラベンダー畑が広がる、一面青紫色の大海原。

「一度は見てみた====い」
ラベンダー好きにとっては憧れの場所です。

そんな、ラベンダーの故郷、南仏プロヴァンスをちょっとご紹介します。

ラベンダー

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| プロヴァンス地方のプロフィール | 13:38 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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①「ここじゃないわ~」C'est pas ici




今から15年ほど前、語学の勉強のため、フランスに行く機会がありました。

行った先はフランス中部、オーヴェルニュ地方にあるヴィシーVichy。
日本でも人気のミネラルウォーター「ボルヴィック」Volvicの産地から
ほど近いところにある、温泉地として有名な街です。

パリからは電車でも約3時間と、離れているけれど、
その分プロヴァンスにはすごく近い。
(地図の上では・・・でも、フランスは広いですから^^;)

滞在は6週間。
語学学校は月曜日の午後から金曜日の午後まで。
最大がんばれば、金曜日の夕方から月曜日の昼まで時間はある。
季節もちょうどラベンダーが開花する7月後半から8月中旬。

これはもう、「ラベンダーを見に行くしかない!

「一面青紫色の大海原が見られるんだよ~~
自然界の色で、一面緑色とか青とか黄色とかはあるけれど
一面青紫色なんてなかなかないよ~~~
とにかくすごいんだから===」

と、周りの友だちも巻き込んで
ラベンダー見物の旅に出ることにした。

とはいえ、今のようにインターネットもないし
日本から持参したガイドブックにもほとんど書かれていなくて
とにかく情報がない。

相談したホームステイ先のマダムが
市内にある観光案内所まで同行してくれて
どこに行ったらいいのかを尋ねてくれた。(なんと親切なこと^^)

フランス語歴はわずか3カ月足らず
初心者もいいところのわたしである。

「ラベンダーが見たいの・・・」とドキドキしながら聞いたわたしに

「それならグラースGrasseね!」
グラースにいったらいいわ~」と教えてくれた。

「そう!グラースねっ!」

それから駅に行って、無事に切符も手配OK。
7月下旬の週末に出掛けた。

ラベンダーイラスト

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| ラベンダー畑を探しに | 16:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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②「もう刈り取っちゃったわ~」déjà coupé




次にラベンダー畑探しにディーニュDigne-les-bainsに出掛けたのは
前回のグラース旅行より2週間あとの8月上旬。

電車とバスを乗り継いではるばる出掛けました。
今度は、バスの車窓から小高い丘や山、谷などが見え、
いくつもの小さい町や村を通り過ぎていきました。

(このバス、アップダウンの多い道を
かなりのスピードを出して走ったので
けっこう揺れてちょっと怖かった~^^;)

うん、たしかに、違う!前回とはちがう!
今度こそ、今度こそ、見渡すかぎり、
一面に広がるラベンダー畑が見られるんだわ~~

ワクワク、ドキドキ、期待度は最高潮。

なんか、畑みたいなのも見えるし、これはいよいよ===
と思っているうちにディーニュに到着。

ラベンダーイラスト



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| ラベンダー畑を探しに | 19:58 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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③3度めの正直?(前篇)ヴァランソルのラベンダー祭り




わたしのラベンダー畑への思いはつのるばかり・・・

3回目のチャンスは前回より2年後の7月に巡ってきました。
3度目の正直、今度こそ。
必死で情報を集めました。

まだ海外に住んでいたことと、インターネットも今ほど普及していなかったので
情報集めは少し大変だったものの
おおよその場所はつかめたので、次の旅程の関係もあって、
今度はまず、マルセイユMarseilleから
エクス・アン・プロヴァンスAix-en-provenceに入ることにしました。




情報が少ないので、まずはいつものごとく観光案内所へ。

あれから2年経っているので、
多少フランス語も話せるようになっていました^^

いろいろ教えてもらい、
フォーカルキエーForcalquier~ソーSault方面の選択もありましたが
ちょっと奥の方だったため、
交通の便と自分たちの日程と合わせ考えて、

エクス・アン・プロヴァンスマノスク(Manosque)~ヴァランソル(Valensole)
リエス(Riez)~エクス・アン・プロヴァンス

の行程に決定。

地図やパンフレットなどもようやく手にすることができました。




(ラベンダー街道の出発点といわれるソーや、
プロヴァンスのラベンダーの風景と言えばまず思い浮かぶ
セナンク修道院Abbaye de Sénanque
リュベロン地方Lubéron方面へは、
アヴィニョンAvignonからアクセスする方が便利です)

さあ、今度こそ、一面のラベンダー畑が・・・

ラベンダーイラスト

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| ラベンダー畑を探しに | 08:01 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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④3度めの正直?(後篇)一面青紫色の大海原

ラベンダー畑 

(4)いざ、ラベンダー畑へ


ヴァランソルの町は、ラベンダー畑のまん中にあるようなもの。
ちょっと郊外へ出れば、ラベンダー畑が広がっています。

観光地化もされていないし、
何よりも南仏プロヴァンスは広いので
開花期のハイシーズンといえども静かなものです。

車の渋滞もなければ、見物客さえもいない。
(アヴィニョン~リュベロン地方の方がもっと観光地化されているかもしれません。)
気のおもむくまま、ヴァランソルの町の外へ出掛けてみました。

ラベンダー

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| ラベンダー畑を探しに | 15:54 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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